リトアニアと日本 〜ヴァイオリンで紡ぐ人々のつながり〜
レジデント・コンサートvol.20
リトアニアと日本
~ヴァイオリンで紡ぐ人々のつながり~
日時:11月27日(日) 15:00開演(14:30開場)
※公演は90分を予定
会場:金沢市民芸術村パフォーミングスクエア」
チケット:一般3,500円 / 学生・高校生以下1,500円(全席自由)
出演を予定しておりました 成田達輝さんは、都合により出演することができなくなりました。代わって下記の通り 黒川侑さんが出演いたします。その他の出演者の変更はございません。
変更前:成田達輝(violin)
変更後:黒川 侑(violin)
成田達輝さんの出演を楽しみにしていらしたお客様には心よりお詫び申し上げます。何とぞご理解いただき、ご了承くださいますようお願い申し上げます。以下、公演情報です。
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2022 年、国交100 周年を迎えるリトアニアと日本のつながり、そして男女の機会平等への意識を抱くことをテーマにコンサートを開催します。
●講演・ワークショプ・パネル展示
公演には、在日リトアニア大使をお招きし、リトアニアの地域特性、伝統文化についてご紹介いただく予定です。
11/26・27両日、ミュージック工房、オープンスペース(PIT3)ではリトアニアと日本のつながりやリトアニアの民族衣装・特産物の展示紹介、ソダス(お守り)やアクセサリー(組紐・マグネット)の制作ワークショップ(参加無料)などを予定しています。是非お立ち寄りください。
出 演 :
Zydre(violin、2021年度金沢市民芸樹村レジデント・アーティスト)
黒川 侑(violin)
水谷晃(violin)
坂口昌優(violin)
プログラム :
シルヴィア・ミリューナイテ Silvija Miliūnaitė (1993 – )
Green Journey
2台のヴァイオリンとエレクトロニクスのための for two violins & electronics (2022)
平野一郎 Ichiro Hirano (1974 – )
双子の鳥 FUTAGO NO TORI (TWIN-SOUL BIRDS)
二つのヴァイオリンによる祀りと遊び RITES & GAMES FOR 2 VIOLINS (2022)
藤家渓子 Keiko Fujiie (1963 – )
永い確執の末に… After a long feud… (2022)
※上記、委嘱新作世界初演
ミンダウガス・ウルバイティス Mindaugas Urbaitis (1952 – )
“Bachbarationen” for 4 viollins(1985-1988)
※ 松井守男(1942-2022)画伯作品「リトアニアの女神」 を会場に展示予定。
本作品は、2021年7月23日に東京・神田明神文化交流館で開催されたリトアニア共和国と日本の合同文化公演において、松井守男画伯がジドレ氏とのコラボレーションとしてライブペインティングで描き上げた作品です。
主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
共催:金沢市、(公財)金沢芸術創造財団
特別協力:駐日リトアニア共和国大使館
協力:(一社)日本リトアニア交流センター、K-CUBIC、ぱふぉくる、LFI、金沢舞台、金沢星稜大学こども学科直江ゼミ
後援:北國新聞社、MRO北陸放送、北陸中日新聞
制作統括:金沢市民芸術村 ミュージック工房
【ご来場されるお客様へのお願い】
・体調不良 (発熱や咳、倦怠感など)及び感染症陽性者との濃厚接触がある方は、来場をご遠慮ください。
・入館の際に検温と手指消毒を行います。体温が37.5℃以上の方はご入場をお断りさせていただきます。
・館内では常時マスクを着用してください(マ スクはご持参ください)。
・係員の指示及び注意事項に従わない場合、入場をお断りすることがあります。
〈 出演者プロフィール 〉
Zydre /ジドレ(violin、2021年度レジデント・アーティスト)
リトアニア生まれ。国際的な音楽活動に対してリトアニアのD.グリバウスカイテ大統領(2015年)とG.ナウセーダ大統領(2020年)から、国際デビューの成功と功績に対する賛辞を公式に受ける。第7回あおによし音楽コンクール奈良(グランプリ)、第7回S.ヴァイニュナス国際室内楽コンクール(第3位、S.ヴァイニュナス作曲作品ベスト・インタープリテーション特別賞)など、国
内外の数多くの国際コンクールで上位受賞。また、ダボス音楽祭(2021年)のダボス・カメラータ、セント・クリストファー室内管弦楽団(2016−2017年のシーズン)ではコンサートマスターを務める。現在は、2021−2022年シーズンの金沢市民芸術村のアーティスト・イン・レジデンスとして活動
Kurokawa Yu/黒川 侑〈violin〉
第75回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)他3つの特別賞を受賞。第6回仙台国際音楽コンクールで聴衆賞受賞。スイス・ロマンド管弦楽団、スペイン国立管弦楽団東京フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団をはじめ国内外の主要オーケストラと共演している他、リサイタル、室内楽でも好評を博している。京都市交響楽団定期演奏会での演奏がCD「名曲ライブシリーズ」(広上淳一氏指揮/プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番)に収録されており、「NHKBSプレミアム クラシック倶楽部」「ベストオブクラシック」「エンター・ザ・ミュージック」「題名のない音楽会」等メディア出演も多い。出光音楽賞、青山音楽賞青山賞、京都府文化賞奨励賞、京都市芸術新人賞、音楽クリティッククラブ賞奨励賞など、その演奏活動への受賞も多数。21年には新実徳英氏による「ソニトゥス・ヴィターリスVI – Hymn」の初演を行っている。小島秀夫、工藤千博、P.ヴェルニコフ、漆原啓子、堀米ゆず子、藤原浜雄、S.ルセフ、F.シゲティの各氏に師事。
京都市立芸術大学非常勤講師。使用楽器は、個人より貸与されているAntonio Guarneri del Gesu(1742)。
Mizutani Akiras/水谷晃(violin〉
大分市生まれ。桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受け、イェール大学夏期アカデミー・ノーフォーク室内楽フェスティバルに参加。その後、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。
2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。2012年、同団での活躍が評価され、第9回上毛芸術文化賞を受賞。2013年4月より東京交響楽団コンサートマスター。
2018年6月よりオーケストラアンサンブル金沢客員コンサートマスターを兼任。桐朋学園大学非常勤講師。
Sakaguchi Mayu/坂口昌優(violin)
桐朋女子高等学校音楽科、同大学を卒業し同大学研究科を経て、文化庁新進芸術家海外研修員としてブリュッセル王立音楽院で研鑽を積む。第52回全日本学生音楽コンクール大阪大会中学校の部第2位、第2回北陸新人登竜門オーディションで優秀賞を受賞、第14回アルベルト・クルチ国際ヴァイオリンコンクール(ナポリ)第2位を受賞。
ソリストとして、オーケストラアンサンブル金沢、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演している。これまでに石川県立金沢辰巳丘高校芸術コースの非常勤講として後進の指導にあたり、現在は(一財)地域創造公共ホール音楽活性化事業支援アーティストとして全国に派遣され、アウトリーチ活動にも力を入れている。令和2年度石川県文化奨励賞を受賞。