劇評を掲載します!

かなざわリージョナルシアターの関連事業として、今年度から実施しているのが「劇評講座」です。この講座は演劇ジャーナリストの徳永京子さんを講師にお招きし、リージョナルシアターの作品を題材に劇評を書くというもので、2015年6月の講座スタート以来「劇評とは何か」「感想と何がちがうのか」といったレクチャーや、実際に演劇作品を観てディスカッションを行い劇評を書くというプロセスを繰り返してきました。
これまでは上演団体にのみ公開という形をとってきましたが、第4回にあたる劇団ドリームチョップ「教授とその弟子」より、ネットでの公開にシフトチェンジすることにいたしました。

劇評はこちらから読むことができます。
「かなざわリージョナルシアターブログ」

・市川幸子「教授とその弟子を見て」
・大場さやか「知ってもなお、続ける理由」
・ta96「匂いなき雰囲気の先に見えるものは」
・原力雄「実利主義的な風潮に異議申し立て」
・ぽんた「最後に残ったものの変容をこそ」
・山下大輔「味気ないスコアレスなゲーム」
ブログをお読みのみなさんから受講生の劇評に対してのコメントもお待ちしております。
「劇評」が定着することにより、これまで以上に豊かな作品がドラマ工房から生まれてくることを期待しています。どうぞご協力をよろしくお願い申し上げます。
金沢市民芸術村ドラマ工房ディレクター
「劇評講座」担当 井口時次郎