みんなの民藝Vol.2〜四井雄大の陶芸教室〜
みんなの民藝Vol.2 〜四井雄大の陶芸教室〜
第一回 2021年8月21(土)、22日(日)/第二回 2021年9月19(日)、20日(月祝)2021年10月31日(日)、2021年11月3日(水祝)
1日目 13:00〜15:00
2日目 13:00〜16:00
コロナウイルスの感染拡大に伴い、第二回の開催日を延期いたしました。
民藝は1920年代に柳宗悦が中心となって定義した概念です。それは、作家性や美の追求ではなく、ある文化圏で形成された生活と強く結びつく、つまり生活のための造形に価値を見出したと言えるでしょう。それは宗悦の息子である柳宗理に引き継がれ、大量生産を消費する時代の民藝としてヤカンやシェーバーといった工業製品も民藝として定義されるようになりました。
本企画は生活と創造とをつなげる体験を通して、私たち「民衆」が普段使っている道具や衣食住について今までよりもう少し深く考えてみる、あるいは 「味わって」みる、民衆工芸という歴史や創作行為の文脈の一端に触れることで「生活すること」に対して新たに触れるためのワークショップ企画です。
第二弾では、陶芸家の四井雄大を及びして、二日間のワークショップを行います。
1日目は講師と参加者がそれぞれお気に入りのものや、気になる器を持ち寄り(自作のものでも、100円ショップの器でも、伝統品でも、なんでも良い)講師の講談を交えながら、持ち寄った器の思い出やこだわりポイントを語り合うことで、過去の伝統的造形と、現代の消費的造形とを横断する座談会を行います。
2日目は、日本の中でも非常にシンプルな土である信楽の白土と釉薬を用いて、実際に作品を制作します。ここでは芸術として良い作品を作ることではなく、技術と用途が造形に与える影響関係を講師がレクチャーしながら、素材の特性によって体の動かし方が規定されることを学びます。
皆様のご参加を奮ってお待ちしております。
講師 四井雄大
1987年岐阜生まれ。中二の夏studiorecord陶芸教室を受講してから陶芸を続けている。金沢美大卒業後は、制作や展示、寺居住印度料理自炊等を経て、2017年より「キタイッサカ(仮)」にて生活。
みんなの民藝Vol.2 〜四井雄大の陶芸教室〜
日 程 | 2021年 8月21日(土)、8月22日(日) |
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時 間 | 1日目 13:00〜15:00 2日目 13:00〜16:00 *両日とも受付5分前に会場へお越しください |
会 場 | 1日目 北石坂工芸(仮) 住所:〒921-8031 石川県金沢市野町2丁目33 2日目 金沢市民芸術村 PIT5 アート工房 |
対 象 | 第一回 中学生以上 第二回 |
参加費 | 1,000円(材料代含む) *当日、受付時にアート工房にてお支払いください |
定 員 | 第一回、第二回共に先着10名 |
申込方法 | ページ下記の申し込みフォームにて申し込みください。 |
備考 | ○2日目に仕上げた作品は後日お渡しとなります。 *詳しいお渡し手順は当日ご説明いたします。 ○1日目は自宅から一つ以上気になる器を持ってきてください。 ○2日目は汚れても良い服装でお越しください。 |
主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会 共催:金沢市、(公財)金沢芸術創造財団 企画・担当:金沢市民芸術村 アート工房ディレクタ一 宮崎竜成、モンデンエミコ |