金沢市民芸術村アート工房 archive 2021~2023
金沢市民芸術村アート工房
Archive 2021~2023
金沢市民芸術村アート工房では、2名のディレクターによって展覧会、ワークショップ、トークイベントなどの様々な企画を実施しています。
本ページでは、元ディレクターが就任した2021年から2023年現在まで過去に開催した企画の記録を動画、データ図録等でご紹介します。
金沢市民芸術村アート工房ではどんな企画をやってるの?見逃した展覧会の様子を見たい!あの時聴いたトークをもう一度聴きたい!そんな方はぜひチェックしてみてください。
2021~
アートな仕事ークvol.7 地域を活気づける「現代地方譚」とは
話し手:佐々木かおり・川鍋達
WEBページ:https://www.geimura.com/art/arttalk7/
アーティストやキュレーターだけに関わらず、アートの現場に携わる様々な職能を持ち、実践を行う方をゲストに迎え、その活動と技術についてトークで深掘りする企画。2021年はvol.7はアートと地域をテーマに高知県の須崎市にて独自のアーティストインレジデンスと芸術祭の複合体である「現代地方譚」を運営する佐々木かおりさんとギャラリーを経営しながら一緒に活動や運営を行っている川鍋達さんをゲストに迎え、個人規模から芸術祭を運営すること、その維持方法、参加するアーティストへの独自の支援や協力の試みについて、そして地方のインフラを芸術祭でどう整えるかについての非常に有意義な話がなされました。
また会場では、これまで開催された現代地方譚のアーカイブ展示も同時開催されました。
2022~
アーティスト・イン・レジデンス 高橋彩子「布で世界を旅する」
作家:高橋彩子
WEBページ:https://www.geimura.com/art/takahashi2022/
世界を旅しながら手に入れた布を用いて世界に一つだけのバッチを制作する高橋彩子さんをお呼びして、これまでに制作したバッチ作品のほか、制作の素材となる布を用いたインスタレーションや、制作プロセスを辿ることができる手書きのテキストなど、高橋さんの人生や世界観を一望したり、入り込んだりすることができる展覧会を行いました。
また、数日間アーティストインレジデンスとしてアート工房に滞在し、布を用いた巨大なインスタレーション作品が制作されたほか、段ボールバッチを作るワークショップも開催されました。
▷記録集:高橋彩子「布で世界を旅する」2022
本展の記録集データ版です。ぜひご覧ください。
▷滞在制作日記(https://note.com/geimura_art5/n/nea18f7b7952e)
滞在制作の様子がアップしてあります。
▷アーティストトーク「トークで旅する」
出演:高橋彩子
アーチビ部「音を感じながら描こう!」
アーティスト:谷本梢・宮崎竜成
未就学児の親子を対象として行われたワークショップの部活動「アーチビ部」。記念すべき第一回は音をテーマに絵画作品を制作する2人のアーティストをコーチに迎えて、アート工房の床一面に広げた巨大な紙を縦横無尽に駆け回りながら絵を描くというワークショップを行いました。
ワークショップの最中にはコーチが打楽器を演奏するリズムに合わせて絵を描く体を動かしたり、会場で様々な種類の音楽をかけながら絵を描いたり、普段家ではできないような体を絵の具で汚しながら直感的に体を動かすワークショップとなりました。
こどもアトリエ化計画 ワークショップ「地球粘土」
講師:真釦・渡辺秀亮
WEBページ:https://www.geimura.com/art/kodomoatorie01/
夏休み初めに小学生を対象として行われた超大型ワークショップ企画。アーティストの真釦さんと渡辺秀亮さんを講師にお招きして、粘土で巨大な地球を作るワークショップを行いました。数日かけて、子供たちが地球にいたら面白い生き物、世界を布の上に粘土で造形し、それをたくさん貼り合わせることで大きな一つの地球が完成しました。
最終日にはお披露目会が開催され、ワークショップに参加した方々と集まってライトアップされた地球を鑑賞しました。
アートな仕事ークvol.8「アート×家庭、2000年後を想像する」
出演:柴川敏之・柴川弘子 聞き手:高橋律子
アーティストやキュレーターだけに関わらず、アートの現場に携わる様々な職能を持ち、実践を行う方をゲストに迎え、その活動と技術についてトークで深掘りする企画。vol.8はアートと仮定をテーマに、育児をテーマとした研究お呼び作品制作を行う柴川敏之さんと柴川弘子さんを及びして、トークを行いました。柴川敏之さんはアーティストとして、そして夫としての観点から、そして柴川弘子さんは研究者として、そして妻としての立場から、家庭で子育てをしながら活動を続けていくこと、家庭が研究や制作に及ぼす影響などを赤裸々に語っていただきました。また、聞き手として自身も子育てをしながら活動するキュレーター・研究者・ひいなアクション代表である高橋律子さんをお迎えして、より多角的な議論が展開されました。
同時開催として、柴川敏之さんの作品展示や、柴川弘子さんとの共同プロジェクト、お二人の育児について赤裸々に語られるエッセイ漫画のパネル展示などが行われました。
また、アート工房初の試みとして、トークを聴きに来られた子連れの方に対して、歩き回ったり声を出すことOK、そして未就学児の方には託児所を設けるなどの試みがなされました。
2023~
アーチビ部 ワークショップ「虹をつくろう!」
特別コーチ:はながっつ
WEBページ:https://www.geimura.com/art/a-chibibu02/
未就学児の親子を対象として行われたワークショップの部活動「アーチビ部」。二年目はパフォーマーの花がっつさんを特別コーチにお迎えし、巨大扇風機とビニールを使って虹を作るワークショップを開催しました。
参加者はまずビニールに七色のペンで様々な絵を描き、それを扇風機に巻き付けることでビニールの虹が宙を舞います。さらには紙でたくさんのお花を作り、それをビニールの中に通すことで虹の花吹雪を演出しました。
こどもアトリエ化計画 ワークショップ「宇宙粘土」
講師:真釦・渡辺秀亮
夏休み初めに小学生を対象として行われた超大型ワークショップ企画。第二回は地球から宇宙へとパワーアップ!!
今回もアーティストの真釦さんと渡辺秀亮さんを講師にお招きして、約1週間、こどもたちと油粘土を使いながら宇宙からイメージした生き物や世界を作り、アート工房全域に惑星や天の川などの宇宙空間を作り上げました。 最終日にはお披露目会を行い、アート工房内をライトアップ!幻想的な光と音楽で芸術村の宇宙空間を彩りました。