コラボレーションシリーズvol.3 −シャコンヌ、いまそこにあるもの−

マルチヴァイオリニスト中澤沙央里がおくるヴァイオリンとヴィジュアルアートによる詩的で幻想的な世界。
演奏のみならず、バッハとバルトークの作品からの霊感を得て創り出されたヴィジュアル・アートは、見るものをその作品世界へと引きつけるだけでなく、同時に自己の内面世界へと導きます。
魂の詩人・和合亮一を迎えて送るフクシマへの鎮魂歌「シャコンヌ、いまそこにあるもの」、静けさの中に佇む美と無情を描いた「ある季節の思い出に(新作初演)」の2作品をお楽しみください。
 
日程:2017年12月24日(日)
時間:14:00開演 (13:30開場)
会場:金沢市民芸術村 パフォーミングスクエア
 
演目:シャコンヌ、いまそこにあるもの
ある季節の思い出に(新作初演)
出演:中澤沙央里(ヴァイオリン、ヴィジュアル・アート)
和合亮一(語り)
神谷紘実(ニコフォン)
 
入場料:一般2000円(当日2500円)
高校生以下1000円(当日1500円)
未就学児の入場はご遠慮ください。
全席自由
 
チケット取り扱い:
金沢市民芸術村
石川県立音楽堂チケットボックス
金沢楽器
開進堂楽器
楽器センター金沢
うつのみや ミューズイン
 
お問い合わせ先:
金沢市民芸術村(tel:076-265-8300)
ーーー
主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
共催:金沢市、(公財)金沢芸術創造財団
後援:北國新聞、アジア同時代音楽協会(ADOK)
協力:ぱふぉくる、金沢浪漫紀行団
特別協賛:菊乃や
 
金沢市民芸術村アーティスト・イン・レジデンス事業について
本事業は、2015年度から始まった金沢市民芸術村ミュージック工房の事業で、日本全国から幅広く参加者を公募しています。選ばれたアーティストがレジデントとして芸術村の各種事業へ継続的に参加し、様々な形で音楽的・人間的ひろがりを作ると共に、その成果を地元の方々に発表・還元することを目的としています。
 
中澤沙央里(ヴァイオリン)
桐朋女子高校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究化修了。全日本学生音楽コンクール、大曲新人音楽祭コンクール、日墺文化協会主催オーディション等で入賞。国内外の現代音楽シーンを中心に活躍し、新作初演の他、舞踏や映像などとのコラボレーションにも精神力的に取り組んでいる。これまでに、サイトウキネンフェスティバル松本、サントリー芸術財団サマーフェスティバル、トンヨン国際音楽祭(韓国)、中国−ASEAN音楽週間(中国)等に出演。また、セギカレッジ(マレーシア)、慶熙音楽大学(韓国)、上海音楽学院(中国)、HKNMEモダン・アカデミー(香港)にて客員講師を務めるなど後進の指導にもあたっている。2013年度トーキョーワンダーサイト・アーティスト・イン・レジデンス。日本・フィンランド新音楽協会会員。神奈川県立弥栄高校音楽科非常勤講師。2017年度金沢市民芸術村レジデント・アーティスト。
 
神谷紘実(ニコフォン)
愛知県立芸術大学音楽学部(マリンバ専攻)卒業。米国テキサス州立ノーステキサス大学マリンバ演奏家コースを最優秀首席で卒業。日本管打楽器コンクール第一位、南カリフォルニア国際マリンバコンクール優勝、KOBE国際音楽コンクール最優秀賞など、権威あるコンクールにおいて優秀な成績をおさめる。またソリストとして、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団やオーケストラアンサンブル金沢などと共演、ラフォルジュルネ出演など、現在注目を集めるマリンバ奏者の一人である。株式会社こおろぎ社専属マリンバ奏者として、またマリンバアンサンブル「moko」のメンバーとしても活躍の幅を広げている。2017年度金沢市民芸術村レジデント・アーティスト。
 
和合亮一(語り)
詩人。中原中也賞、晩翠賞、みんゆう県民大賞、NHK東北文化賞などを受賞。東日本大震災の直後からツイッター上で連作詩『詩の礫』を発表し、オランダのコンセルヘボウホールなどにて朗読をするなど国内外から注目を集める。詩集やエッセイ集、絵本などを多数刊行。詩集は多言語での翻訳が行われた。昨年秋に、シンガポール・ライターズ・フェイスティバルにて日本代表に選出。7月にフランスにおいて仏語訳「詩の礫」が、第1回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞(史上初)。現在、毎日新聞、共同通信などの新聞の誌面や雑誌の連載。ラジオ福島、KBS京都、HBC北海道放送などで放送中の「詩人のラヂオ」のパーソナリティを長年に渡り担当中。
 
詳細はチラシをご覧ください。

チラシ